株式会社ラッシュジャパン
Webサイト/ECサイトをリニューアルし、重点コンテンツのPVが最大9倍に
お客様の課題
商品のストーリーをしっかりと伝えるためのWebサイトリニューアル

株式会社ラッシュジャパン
通信販売 Webプロモーション 馬込 円 様
ラッシュは1994年に英国で設立されたコスメブランドで、日本に上陸したのは、1999年になります。ラッシュでは「新鮮」「手作り」「安心」「愉快」をモットーに約200種類のスキンケア製品、ヘアケア製品、ソープ、入浴料などを取り揃えております。
これらの製品には植物由来の素材を積極的に使用し、フェアトレード、地産地消をポリシーとした原材料調達にも取り組んでおりますが、そうした素材へのこだわりや、商品のストーリーがWebサイトでは充分に伝えられていない状況でした。
今回のリニューアルにあたっては、こうしたラッシュの本質的な価値を知って頂くことをベースに、Webサイトのブランディングやデザイン、訴求方法を見直すことに取り組みました。2011年で12年を迎え、新商品が増える中で、的確に商品情報が届けきれていない、ということも、リニューアルに際しての問題意識としてありました。
今回のリニューアルでは、Webサイトの設計やデザインを変え、お客様にしっかりと商品の魅力を伝え、手にとって頂くうえで、成果を上げることができました。
クリエイティブホープの課題分析
ラッシュジャパン様のWebサイトに参画するにあたり、プロジェクトに関するお客様への入念なヒアリングやサイト分析、店舗などの調査を実施し、以下の3点をリニューアルの課題として設定しました。
1.Web上での商品のプレゼンテーションに関する課題
植物由来の新鮮な原料をふんだんに取り入れるなど、商品に対するこだわりについて、充分にWeb上での情報発信ができていませんでした。コンサルティングの中で、サイト来訪者へ、商品の多面的な魅力を伝えるプレゼンテーションを行うことを目標に設定しました。
2.Webサイトの設計に関する課題
魅力的なコンテンツを豊富に持っている一方で、来訪者がそれらコンテンツにスムーズにたどり着くための導線設計が充分ではありませんでした。コンサルテーションの中で、トップページに掲載するコンテンツの重みづけや、ユーザーにとってより使いやすい形でのコンテンツの整理(ゾーニング)、ユーザー動線の分析と再設計が重要と判断しました。
3.お客様とのコミュニケーション上の課題
ラッシュジャパンでは、自社BBSなどのコミュニティーを積極的に展開していたほか、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアのアカウントも立ち上げ、取り組みを開始していました。コスメはユーザーの口コミが購入につながる分野でもあり、ソーシャルメディアをWebサイトの構成要素としていかに有機的に取り込み、お客様とのコミュニケーションを強化するかについても、リニューアルの課題として取り組みました。
課題点に対するクリエイティブホープのアプローチ
これらの課題に対し、クリエイティブホープは、ラッシュジャパン様とともに、下記のアプローチで解決を図りました。

商品の魅力・こだわりをしっかりと伝える
リニューアルに際し、植物由来の素材へのこだわりをしっかりと表現するため、各商品を紹介するページの構成を変更・強化しています。
成分表示をテキストで記載するだけでなく、各素材のビジュアルを追加したり、各素材の紹介文を増やすなど、各商品に使われている素材をより分かりやすい形で表現しました。
また、商品の"香り"や"使い心地"、"他の商品との組み合わせ方"など、各商品の利用イメージを膨らますことのできる枠組みを提案し、コンテンツを整備。
全商品について素材へのこだわりや、より深い魅力、ストーリーがWebサイト上で表現されるよう展開を図りました。
スムーズに商品購入へとつながるWebサイト設計
ラッシュジャパンのWebサイトは、企業WebサイトとECサイトの両方の機能をあわせ持っています。今回のリニューアルでは、リピーターのみならず、サイトをはじめて訪れるユーザーにとって、商品を探し、詳細情報を得てスムーズに購入が行えるよう、一連の導線設計とコンテンツの整理を行いました。
たとえば、Webサイト上部のグローバルナビゲーション部分に、"バス&シャワー"、"スキンケア"などの利用シーンや機能別に商品を探せるようにし、ユーザビリティの向上を図りました。
一連の再設計により、リニューアル後2週間の時点で、サイト全体で訪問数が6.6%向上し、売上ランキングTOP20コンテンツへの流入(PV)が約2倍に向上するなど、商品購入につながる結果がリニューアル直後から出ています。また、顧客サービスの一環として行っているキャンペーンのページ新規訪問数が9倍に増加するなど、顕著な成果も出ています。

ソーシャルメディアのWebサイトへの取り込みと、有機的な統合
同社のメインユーザーである20代以降の女性の間では、ソーシャルメディアへの関心・利用が急速に高まっています。
ラッシュジャパンでは広告施策に頼らず、店舗や口コミ等を介したプロモーションを展開しており、Webにおいても自社フォーラム(BBS)等のコミュニティーなどで活発なコミュニケーションが行われており、さらにソーシャルメディアの立ち上げも進めていました。
今回のリニューアルでは、顧客とのコミュニケーションのさらなる深化と、すそ野拡大を図るために、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアをサイトの前面に打ち出し、主軸コンテンツとして取り込みました。また、YouTubeにより動画での製品紹介コンテンツも商品ラインナップに全面展開する形にし、お客様とより深く、双方向のコミュニケーションを取れるWebサイトへと刷新を図りました。

『DIRTYシリーズ』では、DJの"レイヤリング"になぞらえたアートワークを作成。
より広いユーザー層に伝わるビジュアル
サイト全体のデザインコンセプトについても、ユーザー層の拡大のため再検討を行いました。ラッシュ本国のブランドイメージをしっかり訴求できるイメージにするために、本国サイトのデザインの基調に合わせつつ、日本のマーケット・ユーザー動向に合わせたものとしました。
この他にも、ラッシュの製品の持つ「エンタテインメント性」をより強く打ち出すため、新商品のフローティングバナーなどのスペシャルコンテンツも展開しました。2011年6月発売の新製品『DIRTYシリーズ』について、フローティングバナーを作成。『DIRTYシリーズ』の複数の商品を"重ねる"ことでユーザーが一つの香りを形作る商品の魅力を、DJの"レイヤリング(複数の音源を重ねる)"になぞらえてアートワークを作成しています。
これにより、DIRTYシリーズなどを紹介しているGORILLA PERFUMEラインナップページへのPVが実施前に比べ約5倍に増加しました。
ユーザーの方からも、UKテイストのデザインが入り、スタイリッシュなサイトの雰囲気になったことについて、大変ご好評を頂きました。
お客様の声

株式会社ラッシュジャパン
通信販売 Webプロモーション 馬込 円 様より
◆今回のリニューアルについて
ラッシュジャパンが12年目を迎え、ブランディングの方向性を見直す契機となり、デザインのリニューアルを実施いたしました。
ラッシュジャパンにおいては、Webサイト立ち上げ以降も、リニューアルは定期的に行っておりましたが、この12年の中で、たくさんの商品、サービスをはじめとした膨大な情報が生まれ、よりフレッシュな情報をお届けするために、デザインリニューアルと同時にユーザビリティの見直しもいたしました。
その結果、ラッシュがこだわっている原材料の情報がWebサイトで非常に鮮明に見えるようになり、ラッシュの信念がより伝わり、お客様にしっかりと理解して商品を買っていただけるようになったことが非常に良かったと感じています。
このほか、自社商品の使い方や、香り、使い心地についても、サイトの設計が改良されたことでしっかりとお客様に伝えることができるようになりました。
また、今回のリニューアルではWebサイトにFacebookやTwitterアカウント、YouTubeのコンテンツをWebサイトに有機的に盛り込んで頂きました。サイトをご覧になってソーシャルメディアの取り組みを知っていただく機会も増え、おかげさまでファンの数もリニューアル後順調に増加しています。
リニューアルに伴うコンサルティングを踏まえ、ソーシャルメディア活用を、お客様との相互コミュニケーションのツールとしてしっかり位置付けて盛り込んで頂いたことで、私たちの取り組みも、新製品情報のような一方向の情報発信から、双方向の施策へと意識が変わりました。
リニューアルを機にWebサイト上で「お客様に見られている」という意識が社内でも一気に高まり、Facebook上でのコミュニケーションや、お客様の質問にTwitter上で答える「Twitterコンシェルジュ」などの新たな自社の取り組みを開始する契機になりました。この点も非常に良かったと考えています。
◆クリエイティブホープのプロジェクトへの参画について
今回のリニューアルでは、クリエイティブホープの方に参画頂き、コンサルティングやプロデュースをしていただきました。外部ブレーンとして、プロジェクトをリードしていただけたことも非常によかったと感じています。
私たちのブランドについて、お店に足を運んでいただいたり、イベントにお越しいただいたり、短期間で研究し、理解していただいた上でリニューアルに臨んでいただいたと感じています。ラッシュについて深く知っていただかないと、ここまでのリニューアルはできなかったのではないかと思います。
また、プロジェクトチームの方々も一体感があり、私たちのビジネス状況を共有して取り組んで頂き、それがいい結果につながったと感じました。
◆ラッシュジャパンWebサイトの今後について
ラッシュの持つ価値をお客様に正しく伝えることを引き続き目指していきたいと考えています。そのためにも、Webサイトでしっかりとしたコミュニケーションを取り、ラッシュの商品力・イノベーションを伝えていけるWebサイトを作っていければと考えています。
弊社担当者より

本プロジェクトでは、ラッシュジャパン様のブランドの持つ本質的な価値を理解し、それをお客様にしっかりと伝えることを基本としてリニューアルプロジェクトを進めていきました。
より多くのお客様にコスメやバスボム(入浴剤)、ヘアケア・ボディケアをはじめとするラッシュジャパン様の商品の持つ本質的な魅力を知っていただき、購入していただくため、ビジュアル面をよりスタイリッシュなものとし、原材料などの情報については見せ方も含めた改良を重ね、購入しやすいWebサイト / ECサイト設計と構築を行いました。リニューアル後の状況からも、一定の成果を上げられたものと自負しております。
また、コンサルティングの中で、FacebookやTwitter、YouTubeなどのソーシャルメディアやリッチコンテンツをWebサイトに有機的に取り込み、位置づけを行いました。BtoCの分野でもコスメは特に友人・知人からの口コミで購入が促進される分野であり、今回のリニューアルを契機に、その基盤ができ、拡大発展していらっしゃることは喜ばしい限りです。
私どもは、今後もラッシュジャパン様のWeb事業をWebコンサルティング・プロデュースの面から支援して参ります。
(小堀)
弊社から提供させて頂いたサービス
弊社への各サービスに関する問い合わせには、下記のフォームをご利用下さい。
また、フォームの「お問い合わせ内容」に、「相談希望/見積り希望」とお書き添え下さい。
また、ご相談・お見積りの際、お客様のWebサイトの状況や、お客様がお持ちの課題をお書き添え頂けますと、より適切なご回答が可能になります。
(例)
- ソーシャルメディアを取り込んだWebサイトを構築したい
- Webサイトでの情報提供を強化したい
- お客様にとって使いやすいサイト導線設計を行いたい
- リニューアルを予定しており、企画について相談したい
- プロジェクト推進の際に、 "外部ブレーン"の力も必要としている

