手羽先餃子に学ぶ、AI時代を生き抜く「掛け算」の人財像
こんにちは。
50人の会社から、社会にちょっと良いインパクトを残したい、藤井です。
私は唐揚げが好きだ。
そして、餃子も同じくらい好きだ。
料理が好きな私は、冷蔵庫の食材を眺めながら、
「これとこれを合わせたら、絶対に美味しくなる」
という感覚が、なんとなく直感でわかる。
そんな私が、数ある食べ物の中で一番好きなものがある。
「手羽先餃子」だ。
ジューシーな手羽先の中に、ぎっしりと餃子の餡が詰まっている。
そこにまた大好きな柚子胡椒をつけて食べる。
大好きなものと、大好きなものの組み合わせ。
初めてこれを食べたとき、その発明の素晴らしさに、ただただ感動した。
最近は少し年をとってきたので、昔ほどたくさんは食べられない。
それでも、メニューにあると、つい嬉しくなって頼んでしまう。
あー、手羽先餃子。
好きなもの同士が組み合わさることで、
単なる足し算ではなく、まったく新しい美味しさが生まれる。
本当に素晴らしい発想だと思う。
そんなことを考えながら、ふと思った。
この「好きなものと好きなものを組み合わせる」という発想は、
これからのAI時代を生き抜く、私たちのキャリアにも全く同じことが言えるのではないか、と。
この感覚は、仕事にもよく似ている。
今、世の中では「AIに仕事が奪われる」といった不安の声がよく聞かれる。
そんな時代において、自分らしく、好きなことを仕事にして生きていくにはどうすればいいのだろうか。
よく、キャリアの文脈で「100万分の1の人材を目指しなさい」と言われる。
だが、一つの分野で100万分の1になるのは、果てしない道のりだ。
例えば、サッカーのワールドカップに出場する日本代表は、わずか24人ほど。
同じ年齢の人、あるいは同じ仕事をしている人が何万人といる中で、
一つの専門性だけでピラミッドの頂点に立つのは、並大抵の努力では届かない。
しかし、ここに「手羽先餃子」の知恵を取り入れてみたらどうだろう。
ビジネスの世界では、よく「I型人材」や「パイ型人材」という言葉が使われる。
一つの専門性を極めた「I型」。
二つの専門性を持ち、それを横に繋げた「パイ型」。
私たちが目指すべきなのは、ただ一つの頑丈な柱を立てることではない。
ましてや、どこかで見たような平均的な「器用貧乏」になることでもない。
「自分の好きなこと」という軸を、二つ、三つと掛け合わせていくことだ。
・自分の専門分野
・自分の別の好きなこと
・もう一つのこだわり
これらが重なり合ったとき、そこにしかない独自の価値が生まれる。
一つの分野で100分の1(上位1%)になる。
それだけでも大変だが、まだ手の届く範囲だ。
もし、異なる3つの分野で、それぞれ100分の1になれたとしたら。
100 × 100 × 100 = 1,000,000
それだけで、あなただけの「100万分の1」のポジションが出来上がる。
現代のビジネスパーソンが陥りがちな罠がある。
それは、誰かが作った既存の「専門性の地図」の上で、
「もっと上に行かねば」と、狭い一本の柱(I型)を磨き続けることだ。
しかし、AIが平均的な専門知識をすぐに代替してしまう時代において、
一つの柱だけで戦い続けるのは、非常に分が悪い。
あなたにとっての、本当にワクワクするゴールはどこにあるだろうか。
誰かに決められた専門性という枠組み(ラベル)に、自分を閉じ込めてはいないだろうか。
今こそ、自分の内側にある「好き」を素直に見つめ直すときだ。
手羽先と、餃子と、柚子胡椒。
それぞれ単体でも、十分に美味しい。
あー、手羽先餃子。
けれど、それを組み合わせて一つにしたからこそ、
「手羽先餃子」という唯一無二の感動が生まれたのだ。
あなたの仕事のやり方や、これからのキャリアも同じだ。
一つのスキルに固執する必要はない。
自分の「好き」と「好き」を、泥臭く掛け合わせてみる。
まずは、身近な小さな掛け算から試してみる。
それだけで、明日からの仕事の景色が、少しだけ面白くなるかもしれない。
日々、アップデート。
自分の歩幅で、進んでいこう。
May 手羽先餃子 with you
クリエイティブホープ 藤井