1日の中で、あなたが「ボール」を持つ時間は何分あるか?
こんにちは。
50人の会社から、社会にちょっと良いインパクトを残したい、藤井です。
90分間という長いサッカーの試合の中で、一人の選手が実際にボールに触れている時間はどれくらいかご存知だろうか。
実は、平均してたったの1〜2分程度だと言われている。
残りの88分間、選手たちはボールを持たずにピッチを走り続けている。
サッカーでいえば、ボールを持った刹那こそが、その選手の見せ場だ。
その一瞬の見せ場を作るために、彼らは何回も動き直す。
相手がいる場所をずらし、空間をつくり、最適なタイミングでボールを受ける動きをするのだ。
1日8時間の労働時間の中で、自分がメインスピーカーとしてしゃべっている時間は何分あるだろうか。
クライアントへプレゼンをする時間。会議で意見を述べる時間。
それらをすべてかき集めても、おそらく数十分にも満たないはずだ。
私たちの仕事のほとんどは、誰かの話を聞き、準備をする「オフ・ザ・ボール」で構成されている。
しかし、ビジネスもスポーツもシビアだ。
せっかく見えないところで良い動きをして空間を作っても、いざボールを持った見せ場で失敗すると、なかなか評価はされない。
見せ場に登場する機会が少ない人ほど、その準備についての頑張りを主張しがちだ。
企業規模によっては、その機会があたらえられないことも多いのかもしれない。
また、その見せ場での失敗を恐れるあまり、完璧なスライドや計画づくりを主戦場にしてしまうことだ。
もちろん準備は必要だ。
しかし、普段の練習でどれだけ綺麗なフォームを作っても、試合は動かない。
本当に大切なのは、現場に出て「成果につながる場面に立つ回数」を増やすことだ。
野球でもサッカーでも同じだが、
まずは打席・チャンス場面に立つこと。
そして、そこで何かしらの記録や、誰かの記憶に残る動きをすること。
失敗を恐れてシュートを打たない、三振を恐れてバットを振らない。
それでは、何も動かない。
全体のプロセスを読み、最適なタイミングでボールを受けるために走り続ける。
その実践での成功や失敗の積み重ねが一番大事であり、それが一番のキャリア形成につながるのだ。
大切なのは、自分が発言する「見せ場」に向けて、いかに泥臭くプロセスを前に進められるかだ。
今日、あなたが参加する会議。
ボールをもらうために、どんな動きをしているだろうか。
そして、打席に立ってバットを振る覚悟はあるだろうか。
一歩立ち止まって、自分の立ち位置とプロセスを問い直してみる。
それだけで、明日からの仕事の景色は驚くほど変わるはずだ。
日々、アップデート。
自分の歩幅で、進んでいこう。
クリエイティブホープ 藤井