『明鏡止水』で気づいたビジネスの極意。「骨のある」自分づくり

『明鏡止水』で気づいたビジネスの極意。「骨のある」自分づくり

こんにちは。
50人の会社から、社会にちょっと良いインパクトを残したい、藤井です。

最近、『明鏡止水』という番組にハマっている。

岡田准一さんが、様々な格闘技や武術を彼なりの解釈で分かりやすく説明してくれる番組だ。 筋肉や骨の動きにまで翻訳してくれるので、

とても腑に落ちる。 と同時に、登場する武術家たちの凄まじさに深い畏敬の念を抱いてしまう。

岡田さんは、様々な武術の知見を持ち、それぞれの流派に深いリスペクトを払っている。 そして、それらを総合的に解釈して視聴者に伝えてくれる。 その姿を見ながら、「我々の仕事も全く同じだな」と思った。

先日の放送では、「戦国の武」が取り上げられていた。

現代のように筋肉(マッスル)を鍛える時代の前は、「骨で体を動かす」ことが基本だったそうだ。

昔の人は今より身長も低く、栄養も十分ではなかった。 それにもかかわらず、重い防具を身にまとい、命がけの戦場で戦っていた。

それを可能にしていたのは、重力を踏まえた上での効率的な動作や所作だったという。
番組の中で「骨があるやつ」という言葉が出てきた。 岡田さんの解釈によれば、それは骨の形やつながり、それぞれの特性を軸として動ける人のことだ。 無駄な力みに頼らず、一本筋が通った人間。 それが、すべての基本なのだ。

この「筋肉」と「骨」の話は、経営やキャリアの考え方にもそのまま当てはまる。それは、本質的な「骨」を意識しないまま、表面的な「筋肉」ばかりを鍛えようとすることだ。

  • 最新のツールやAIの使い方の知識
  • 流行りのマーケティング手法
  • 表面的なプレゼンテーションの技術

これらはすべて、ビジネスにおける「筋肉」だ。

もちろん、筋肉をつけることは大切だ。
しかし、土台となる「骨格」が歪んでいたり、頼りなかったりしたらどうだろう。

いくら外側に立派な筋肉をつけても、重い鎧(プレッシャーや困難な課題)を着た途端に、うまく動けなくなってしまう。

よくビジネスの世界では、「T型人材」や「パイ型人材」を目指せと言われる。 複数の専門性を持ち、掛け合わせることで価値を生み出すという考え方だ。 しかし、その横の広がり(筋肉)を支えるのは、やはり縦の深い軸(骨)である。

  • 自分は誰の、どんな課題を解決したいのか。
  • 仕事を通じて、どんな価値を社会に提供したいのか。
  • そのために、どんな泥臭いプロセスも引き受ける覚悟があるか。

この「目的」と「プロセス」という太い骨が通っていないと、どんなスキルも機能しない。
ツールや素材という筋肉ばかりに頼るのではなく、自分の中の「骨」を見つめ直すこと。
一本筋が通った状態を作ることこそが、どんな環境でも倒れない強さを作る。
知識やツールが溢れる今の時代だからこそ。
私たちは、上辺の筋肉を誇示するのではなく、「骨があるやつ」にならなければならない。

一歩立ち止まって、自分の中の「軸」を問い直してみる。
それだけで、明日からの歩みは、無駄な力みが抜けた力強いものに変わるはずだ。

日々、アップデート。
自分の歩幅で、進んでいこう。
クリエイティブホープ 藤井