HubSpot基盤の最適化とAI活用でデータ駆動型の営業・マーケ体制を確立

お客様の課題

起きていた事象

  • ツール間のデータ分断と運用の形骸化:CRM/SFA(HubSpot)や電話システム(Zoom Phone)を導入していたものの、ログの紐付け不備や不良データの滞留(約6,000件の未処理チケットなど)により、正確な活動量の把握や評価が困難な状況にあった。
  • 成果分析・効果検証の限界:大規模周年イベントや各種マーケティング施策を実施しても、紹介元や案件(取引)とのデータ連携が不足しており、施策ごとの投資対効果(ROI)やビジネスインパクトが可視化できていなかった。
  • 戦略実行力の不足とノウハウの個人化:社内データや顧客との対話ログが資産化されず、コンテンツ施策やWebサイトでの発信が属人化。実行フェーズにおける具体的な進行管理や仕組み化の推進役が不足していた。

解決策・ご支援したこと

伴走アプローチの軸: 単なるツールの導入・設定請負にとどまらず、クライアントの事業計画・目標に寄り添う「PMOおよびプロジェクト推進リーダー」として参画。課題の洗い出しからデータ基盤の再設計、生成AIを活用した業務効率化・コンテンツ運用の仕組み化まで、ワンチームとなって現場に深く介入・コミットしました。

組織の動脈となるデータ基盤の再設計と自動化ロジックの構築

CRM/SFA(HubSpot)の運用ルールを根本から見直し、活動データの精度向上と集計の自動化を実現しました。具体的には、Zoom Phoneの通話ログや各種アクティビティが適切に追跡できるよう集計ロジック(割当て先ベースの集計・分類)を再構築し、チーム全員の真の活動量がリアルタイムに追跡できる環境を整えました。さらに、滞留していた大量のチケットデータの一括更新や、生成AI(Claude)連携時に発生するデータ分類ロジックの自動化を行い、手動運用のストレスを排除した堅牢なデータ基盤を作り上げました。

施策ROIの可視化とWeb・マーケティング機能の再構築

周年記念イベントやキャンペーンの成果を定量的かつ長期的に測定するため、フォーム、コンタクト、取引、キャンペーンデータを一体管理するトラッキング構造を設計しました。これにより、どのイベント参加者がどの紹介案件につながったかを明瞭に把握できる体制を構築。あわせて、コーポレートサイトおよびサービスページのリニューアル推進において、企業スタンスをブレさせずにターゲット層へ訴求するための構成案・プロトタイプ(モックアップ)を作成し、迅速な意思決定とスムーズな施策展開を強力にファシリテーションしました。

生成AI(Claude)の本格活用と社内資産のコンテンツ化推進

顧客との商談・相談ログや社内に蓄積された定性データをAI分析にかけることで、ターゲットの潜在ニーズや市場のリアルな課題感を言語化。外部調査に依存せず、自社固有のデータを活かした質の高いレポートやWebコンテンツをスピーディーに量産するプロセスを確立しました。また、HubSpotのコンテンツリミックス機能やソーシャル自動連携の設定を行い、制作したコンテンツが効率的にマーケティング接点へ広がる「運用の仕組み」を構築しました。

  • 想定される活用シーンや施策のポイント
  • リアルタイムな活動可視化:ダッシュボードの最適化により、営業・コンサルタントのコール数、タスク、商談進捗を一画面で把握
  • データドリブンな改善サイクル:商談パイプラインKPIの自動抽出機能により、意思決定に必要な数値を即座に可視化
  • 生成AIによるコンテンツ量産基盤:社内相談ログ×AI(Claude)の活用で、自社オリジナルのマーケティング資産を継続創出

使用ツールや他ツールとの連携

  • CRM/SFA/CMS:HubSpot(Sales Hub, Marketing Hub, Content Hub, Service Hub)
  • コミュニケーション/電話ツール:Zoom Phone(HubSpot連携・ログ最適化)
  • 外部メッセージ連携:Little Help Connect(HubSpot×LINE公式アカウント連携検証・導入)
  • 解析・検索基盤:Google Search Console(インデックス最適化・XMLサイトマップ登録)
  • 生成AI/データ処理ツール:Claude(データ分類・コンテンツ生成・ログ分析)

HubSpot基盤の最適化とAI活用でデータ駆動型の営業・マーケ体制を確立_01

成果

成果のポイント

  •  データ基盤刷新とAI活用で運用負荷を劇的削減し、数値に基づく意思決定体制を確立

手動によるデータ入力や集計作業に追われていた状態から脱却し、パイプラインKPIの一括自動抽出や通話ログの自動紐付けを実現したことで、データ集計・レポート作成工数を大幅に削減しました。また、約6,000件に及んでいた未処理チケットのデータベース化・整理を完了させ、チーム全体の活動可視化と迅速なフォロー体制を構築。さらに、イベント施策と案件成果のトラッキング設計により、紹介パートナー経由のパイプライン獲得成果(ROI)を100%可視化できる環境を整え、戦略的なマーケティング投資判断を可能にしました。

クリエイティブホープの支援のポイント

単なる「HubSpotの設定代行」や「Webサイトの請負制作」という枠組みにとどまらず、クリエイティブホープは「お客様のプロジェクト推進リーダー」として泥臭く伴走しました。
課題が発生した際には、抽象的な議論だけで終わらせず、常にプロトタイプや具体的なデータ分析モデルを提示して合意形成をリード。ツール運用の定着化に向けた社内ルールの策定から、Zoom PhoneやLINE(Little Help Connect)といったマルチチャネル連携の技術サポート、さらには最新のAI(Claude)を取り入れた業務フロー改革まで、現場と同じ目線で汗をかきながら課題解決にコミットしました。戦略を描くだけで終わらせず、実行・運用・基盤構築までを一気通貫で推進した点が、成果に繋がる最大の要因です。

よくあるご質問

Q. マーケティングツールやCRM(HubSpotなど)の導入・運用が形骸化しているのですが、基盤の立て直しから相談できますか?

A. はい、可能です。ツールの設定作業だけを行うのではなく、貴社の業務プロセスや追いかけるべきKPIを再定義した上で、データ設計・ダッシュボード構築・社内運用ルールの策定まで一体となって伴走支援いたします。

Q.現場にマーケティングやITの専任担当者がいない場合でも、プロジェクトを推進できますか?

A. もちろんです。クリエイティブホープが「PMO・プロジェクト推進リーダー」としてチームに入り込み、課題抽出から施策の優先順位付け、実行のディレクションまでを総合的にリードしますので、社内リソースが限られている場合でもスムーズに推進できます。

Q. AIを活用した業務効率化やコンテンツ制作の具体的な取り入れ方がわかりません。

A. 貴社に蓄積されている商談ログや自社データを分析・整理し、Claudeなどの生成AIを活用して自動化・コンテンツ化する具体的なスキームをご提案・構築します。プロトタイプをお見せしながら進めるため、ITやAIに詳しくないチームでも安心して導入いただけます。