属人化した顧客対応を刷新!HubSpot統合による営業・CSの基盤構築

属人化した顧客対応を刷新!HubSpot統合による営業・CSの基盤構築

お客様の課題

起きていた事象

  • 顧客管理ツール(Jooto)やカスタマーサポートツール(Re:lation)など複数ツールに情報が分散しており、商談進捗や顧客対応状況が混在し、機能不全に陥っていた。
  • 海外不動産購入、法人設立、銀行口座開設など複数サービスをまたぐ顧客データの紐付けが困難になっていた。
  • クライアントからレスポンスの遅さ(メール対応平均十数時間)を指摘されるなど、BtoC特有の迅速なコミュニケーション体制に課題を抱えていた。

解決策・ご支援したこと

伴走アプローチの軸: 単なるシステム導入の請負ではなく、事業の成長を見据えたプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)として現場の業務フローの解像度を上げ、HubSpotへの統合・仕組み化をワンチームで牽引しました。

戦略立案・全体設計

まずは現状の業務プロセスの可視化と要件定義から着手しました。複数国・複数サービスにまたがる複雑な商談フローを紐解き、Sales HubおよびService Hubを用いた最適なデータ構造(コンタクト・会社・取引・チケットの連携)を設計しています。現場の「使いやすさ」を最優先にしつつも、経営層が求める成約実績数やクロスセルの可視化を両立する戦略的なパイプラインを定義しました。

具体施策の実行・運用

定義した要件に基づき、HubSpotのパイプラインや問い合わせフォーム、チケットオブジェクトのプロパティ設計を迅速に実行しました。データ鮮度を維持するため、既存のメール対応やWebフォームからの問い合わせをHubSpotへ切り替えるフローを構築しています。また、入力制御機能を用いて営業の入力漏れを防ぐなど、現場担当者が迷わず運用できるシンプルな画面レイアウトの構築とマニュアル整備まで泥臭く伴走しました。

基盤構築・データ分析

既存システム(Re:lation等)に蓄積された過去のコミュニケーション履歴をHubSpotへ正確に移管する技術的支援を行いました。APIを活用して過去のチケットやエンゲージメントを統合し、氏名や取引の紐付け漏れを目視確認も交えて精緻化(クレンジング)しています。これにより、高度なデータ分析やパーソナライズされた顧客対応を可能にする一元管理基盤を構築しました。

  • 過去のやり取り履歴を瞬時に把握し、VIP顧客へのパーソナライズされた最速対応を実現
  • 営業フェーズから成約後のアフターサポート(債券管理や海外不動産支払い管理など)までをシームレスに引き継ぎ
  •  Webサイト上のトラッキングコード(GTM)連携により、行動データを蓄積してLTVなどの経営指標レポートを自動生成 

使用ツールや他ツールとの連携

  • HubSpot (Sales Hub, Service Hub, Marketing Hub検討)
  • 既存ツールからのデータ移行 (Jooto, Re:lation, FormRun)
  • Google Workspace (Gmail, カレンダー・共有フォルダ等のミーティング連携)
  • LINE公式アカウント連携サービス (Beeeline / Little Help Connect 等の検討)

成果

成果のポイント

  •  顧客データの100%一元化と、対応漏れゼロの盤石な営業・CS基盤を確立

分散していた361人分の顧客データと、10以上の海外不動産プロジェクト等の取引データをHubSpot上に完全統合しました。既存システムからの高度なデータ移行と手動での名寄せ作業まで伴走したことで、これまでブラックボックス化していた商談進捗や顧客ごとのLTVが可視化されました。ツールの集約により、クライアント対応スピードが向上し、ビジネス目標達成に向けた「データ一元化率100%」の精緻なレポーティング基盤が完成しています 。

クリエイティブホープの支援のポイント

 CRHは「言われたシステムを構築するだけ」のベンダーではありません。クライアントのビジネスモデル(海外不動産・法人設立等の複雑な商流)を深く理解し、既存の複雑化していた業務フローをゼロから解きほぐすところからコミットしました。多機能に走りすぎず「現場の使いやすさ」と「経営数値の可視化」の最適解を見極めながら、定期ミーティングでのファシリテーション、現場の不安を取り除くためのデモンストレーション実施まで、プロジェクト成功に向けたワンチームの推進リーダーとして伴走し続けています

よくあるご質問

Q. 複雑な既存システムやチャネルからのデータ移行も任せられますか?

A. はい、可能です。単なるデータの流し込みではなく、名寄せルールの策定やAPIを活用したコミュニケーション履歴(メールスレッド等)の移行など、エンジニアとHubSpot設計者が一体となって技術的課題を解決します。

Q.現場が新しいツールに慣れるか不安です。定着化のサポートはありますか?

A. 最初から多機能にせず、まずは必要最小限のシンプルな構成からスタートすることを推奨しています。段階的な機能拡張や、現場向けの簡易操作マニュアルの作成、説明会の実施などを通じて確実な定着を伴走支援します。

Q. 導入後の追加開発やマーケティング施策も相談できますか?

A. もちろんです。VIP専用窓口の構築、複雑な為替換算を伴う支払い管理システムの自動化、Webサイト上の行動データ計測(トラッキング)など、事業フェーズに合わせた柔軟な機能拡張・マーケティング提案を継続的に行っています。